ダイエットティー

健康・ダイエットに良い緑茶

アメリカでグリーンティー(緑茶)が大人気である。
売れ行きは、倍々ゲームで伸びている。

緑茶は、かつては、健康食品店で一部の愛好家を対象に販売されていただけだった。
あるいは、グリーンティーはすしレストランで飲むものだった。

が、今や、リプトンなど大手紅茶メーカーが本格的にグリーンティー市場に参入し、スーパーマーケットの主要商品となり、種類も豊富で、売場のスペースもどんどん広がっている。

緑茶ブームに引っ張られて、昔からあるブラックティー(紅茶)の売れ行きも好調。
今や、米国民の半数が毎日紅茶か緑茶を飲んでおり、アメリカ人の嗜好がコーヒーからティーへ大きく転換するかもしれない、と言われるほどだ。

緑茶ブームのきっかけとなったのは、なんといっても、「体にいい」というデータが、次々と発表され、健康志向のアメリカ大が飛びついたからだ。

例えば、ワシントンで開かれた「お茶と健康」に関する国際科学シンポジウムでは、「お茶の成分が口腔ガンと肺ガンの発生を予防した」
「お茶に含まれているカテキン等の抗酸化成分は、体に急速に吸収される」
「その抗酸化作用は、テストした22種類のフルーツ、野菜のどれよりもすぐれていた」
といった報告が相次いだ。

抗酸化作用というのは、いろいろな病気や老化をもたらす活性酸素(不安定な酸素)を抑える働きのこと。
だから、お茶は心臓病やガンを予防し、若さを保つすばらしい飲み物ということになる。

タバコを吸うと、活性酸素が生じる。
だから、お茶は喫煙の害をへらしてくれる。

お茶にはフッ素化合物が多く、虫歯の予防に有効だ、という研究成果も出ている。

さらにお茶は、興奮作用のあるカフェインがコーヒーよりも少ない、ということも消費者にとっては魅力的になる。
カップー杯のコーヒーには、100ml以上のカフェインが入っているが、紅茶では40ml、緑茶はその3分の1だといわれている。

緑茶も紅茶もウーロン茶も、元の植物は同じで、ただ発酵(微生物によって糖質が分解されること)させるかどうかの違いだけである。
紅茶は発酵させてつくる。緑茶は蒸すが、発酵はさせない、ウーロン茶はその中間。

だから、体にいいということでは、緑茶も紅茶も基本的には同じといってもいい。
しかし、お茶の研究が緑茶の本場である日本や中国などで先行したこと、それに実際、緑茶には紅茶よりも抗酸化成分の含有量が多いということで、「健康にいい緑茶」のイメージがアメリカ人の間に定着したのだ。

アメリカのある学会で「緑茶にそんなに抗ガン作用があるなら、日本人にはガンはないのか」という質問が出て「いや日本にもガンはある」と答えた、という話もある。

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