健康全般

トウガラシたった0・5gで脂肪がよぐ燃える

実際に1gという分量のトウガラシを見てぃただければわかりやすいのですが、1gといっても、私たちの普段の食生活で取るには少し難しい量なのです。

そこで実際の食生活でも摂取しやすい量ではどのような結果が得られるだろうかという観点から、今度はトウガラシの摂取量をO・5gにして同じ自転車こぎの実験を行いました。
使ったのは簡単に手に入る市販の一味唐辛子でした。

一味唐辛子O・5gは、中ぶたに直径5mmの穴の空いた容器を約15振りしたときに出る量です。
市販の小瓶に入った一味唐辛子の中ぶたの穴には5mmのもの(ハウス食品など)と、8mmのもの(一休堂など)があるのでご注意ください。

また一味唐辛子は、計量スプーンの小さじにすり切り1杯入れると、約2gとなります。
この4分の1が、約O・5gの一味唐辛子ということになります。
計量スプーンは、調理器具を扱っている店で買え、すり切り1杯で5ccとなる計量スプーンを小さじといいます。

この量を摂取してから、私たちが健康を目的に行っているウォーキングと同等の運動強度、つまり最大酸素摂取量の50%に近い状態で自転車こぎをしたわけです。

実験では一味唐辛子O・5gを、運動を始める1時間前に取り、30分間自転車をこいでもらって脂肪と糖質の燃える比率を調べました。
その結果、一味唐辛子を取らないでこいだときに比べ、取ってこいだときのほうが、だんぜんエネルギー消費が高まり、とりわけ脂肪がよく燃えていることが分かりました。
しかも、運動中だけでなく運動終了後でも脂肪が燃え続け、これがトウガラシを取ってから運動をする場合の特徴であることもわかりました。

さらに血液中の遊離脂肪酸(エネルギー源になる血液中の脂肪成分)の量を見ると、一味唐辛子を取って運動したときのほうが、濃度が高いことも分かりました。
これは、たまっていた皮下脂肪や内臓脂肪(内臓の周辺についた脂肪)などが、エネルギーになるために血液の中に溶け出し、筋肉に供給され始めていることを示唆するデータです。

この点から見ても、トウガラシをO・5g取って運動すると、脂肪が積極的に燃えることがわかりました。

 

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