酢と健康

過酸化脂質の形成を抑制することを確認

実験では、アドリアマイシンという抗ガン剤を用いました。
アドリアマイシンを投与すると、体内で過酸化脂質の形成が著しく促進されるのです。

まず、ネズミを1グループ6~7匹ずつ、以下のように分けました。
(A)蒸留水のみを与えるグループ
(B)体重1㎏あたり、0・5ml、1ml、2mlの純粋米酢(黒酢)を与えるグループ
(C)体重1㎏あたり50㎎のビタミンEを与えるグループ

4日間にわたり、それぞれのグループに蒸留水、純粋米酢、ビタミンEを与え、実験を始めて2日目にアドリアマイシンを投与しました。
ちなみにビタミンEは抗酸化ビタミンといわれ、活性酸素の働きを抑制する作用があります。

そして、アドリアマイシンを投与して3日後にネズミの肝臓、腎臓、心臓、脳を摘出し、過酸化脂質の量を測定しました。
その結果、蒸留水のみを与えたAグループでは、正常なネズミに比べて、明らかに過酸化脂質の量が増加していました。

一方、米酢を与えたBグループのネズミは、Aグループのネズミに比べて、過酸化脂質の形成が抑制される効果がみられました。
心臓では約30%、脳では約10%、過酸化脂質の形成が抑制されたのです。

腎臓でも、わずかながら過酸化脂質の形成を抑制する効果が確認されてています。
なかでも心臓では、抗酸化ビタミンといわれるビタミンEとほぼ同等の抑制効果を示しました。

 

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